
投稿画面がグーテンベルグになり、WordPressで表の作成も簡単になりました。しかし、それだけでは思い通りの表にはできません。CSSで表のデザインを整えたい場合だってあるでしょう。
ということで今回は、<table>タグを使った表の作り方の基本をまとめてみたいと思います。
<table>タグ、<tr>タグ、<th>タグ、<td>タグの基本
とりあえず以下に3×3の表を作ってみました。
見出し1 | 見出し2 | 見出し3 |
---|---|---|
セル1 | セル2 | セル3 |
セル4 | セル5 | セル6 |
HTML
<table>
<tr>
<th>見出し1</th><th>見出し2</th><th>見出し3</th>
</tr>
<tr>
<td>セル1</td><td>セル2</td><td>セル3</td>
</tr>
<tr>
<td>セル4</td><td>セル5</td><td>セル6</td>
</tr>
</table>
それぞれのタグの説明
タグ | 説明 |
---|---|
table | 表を意味するタグで、表全体を囲む |
tr | 一行を表すタグ |
th | 表の見出しに当たるセルを作成 |
td | 表のデータに当たるセルを作成 |
セルを横に結合するcolspan属性の使い方
上で作った表のセル1とセル2を結合してみましょう。
見出し1 | 見出し2 | 見出し3 |
---|---|---|
セル1セル2 | セル3 | |
セル4 | セル5 | セル6 |
HTML
<table>
<tr>
<th>見出し1</th><th>見出し2</th><th>見出し3</th>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">セル1セル2</td><td>セル3</td>
</tr>
<tr>
<td>セル4</td><td>セル5</td><td>セル6</td>
</tr>
</table>
上記のようにcolspan属性の使い方は、横に結合したいセルの中の一番左のセルの<td>タグに付加させて使います。=" "の中の数字は、結合させるセルの数です。そしてセルの数が減る数分、囲っていた<td>タグを減らします。
セルを縦に結合するrowspan属性の使い方
次はセルを縦に結合させてみましょう。
見出し1 | 見出し2 | 見出し3 |
---|---|---|
セル1セル4 | セル2 | セル3 |
セル5 | セル6 |
HTML
<table>
<tr>
<th>見出し1</th><th>見出し2</th><th>見出し3</th>
</tr>
<tr>
<td rowspan="2">セル1セル4</td><td>セル2</td><td>セル3</td>
</tr>
<tr>
<td>セル5</td><td>セル6</td>
</tr>
</table>
上記のように横に結合したいセルの一番上のセルの<td>タグに付加させて使います。=" "の中の数字は、結合させるセルの数です。そしてセルの数が減る分、次の行の<td>タグも減らす必要があります。
例えばセル2とセル5を結合したいのであれば、消すのは<td>セル5</td>タグです。
最後に
票の作り方の基本は、これぐらい知っておけば十分でしょう。しかもグーテンベルグであれば、これぐらいの表は何の知識もなくてもできます。ただ、セルの結合はHTMLの知識がなければできません。
自由にカスタマイズするためには、CSSの知識も必要になります。が、とりあえずはHTMLの基本を身につけましょう。